中村英雄 おい！先週起こったラテンアメリカに関する素晴らしいニュースをいくつか紹介します。ボリビアは金をドルで売ることができる法律を可決したばかりで、アルゼンチン中央銀行は人々がフィンテック企業で仮想通貨を使用することを禁止し、フィッチはエルサルバドルの信用格付けを向上させた。
ボリビア政府、金の売却でドル準備金を増やすために迅速に行動
ボリビアは最近、国内のドル不足を減らすのに役立つ、金準備の一部をドルで売却できる法律を可決した。この法律は、政府が保管している金44トンのうち22トンを売却する際に、買い手との合意を取りまとめる許可を与えている。
ボリビアのルイス・アルセ大統領の政党は最近、2021年に提案される法律を可決した。大統領報道官のホルヘ・リヒテル氏は、なぜこれほど迅速に可決されたのかについて説明した。同氏は、これは将来的に米国のお金の入手や生産に関する問題を防ぐのに役立つだろうと述べた。
ボリビア国民は毎日銀行から$300しか引き出せないため、ボリビア中央銀行は国民が簡単に外貨を購入できるシステムを設けた。
アルゼンチン中央銀行、仮想通貨とデジタル資産の禁止でフィンテック業界に衝撃を与える
5月4日、アルゼンチン中央銀行は、特定のフィンテック企業が仮想通貨を使用したり、中央銀行が承認していないデジタル資産やその他の種類の資産に関連するサービスを提供したりすることを禁止すると発表した。
Ualá、MercadoPago、Personal Pay、DolarApp、Nubi、MODOなどの特定のフィンテック企業は、中央銀行が講じたこの新たな措置により変更を余儀なくされる。ビットコイン・アルゼンチン・グループは、すでに顧客のニーズを満たしていた活動を中銀が禁止する決定をした理由に驚き、理解できなかったと述べた。
エルサルバドルの財政再建
各国が返済を信頼できるかどうかの判断を支援する3大企業の1つであるフィッチ・レーティングスは、支払い方法としてビットコインの使用を開始したにもかかわらず、エルサルバドルの信用スコアを引き上げた。 CCからCCC+への格上げは、エルサルバドルが債務の一部を無事に返済しており、近い将来再び返済できなくなる可能性は低いとフィッチが判断しているためである。
エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領は最近の変化に非常に興奮しており、2024年の財政黒字を発表した際にはフィッチの格付けがさらに向上することを望んでいた。
それで、今週ラテンアメリカで起こっている出来事についてどう思いますか?以下のコメント欄でお知らせください。
